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 スイレン駆除活動
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10月5日6日両日、妙高戸隠連山国立公園内の「いもり池」に繁茂した外来種 ・スイレン駆除が行われた。

 いもり池は、環境省の重点対策外来種「園芸スイレン」に覆われ、もともとあったヒツジグサやヒルムシロなどの在来種が駆逐され、確認されなくなっている。
また、観光スポットの「逆さ妙高」が水面に映らなくなっている。
 
 作業は、環境省妙高高原自然保護事務所、NPO法人e-myoko、妙高高原ビジターセンター、池の平温泉区協議会、妙高市役所のメンバーが実施。
大きなくま手のようなジョレンとよばれる道具をボートに乗せ、池の中央に落とし、池の淵で待機していたメンバーが、力を合わせ引き寄せる。
次に池の淵に設置した、パイプのスロープを利用して、引き上げトラックに積み込み。
 
引き上げたスイレン6,740キロは、妙高市役所で埋め立て処分する。
今回で、6年目となったスイレン駆除作業は、参加者の工夫でジョレンに突起を付けたり、パイプで引き上げ用スロープを作ったりしている。妙高高原ビジターセンター春日良樹館長は「作業を継続して、スイレンの茎がほそくなったようだ」と話す。

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 NPO法人e-myokoの藤田恵美子事務局長は「紅葉シーズンに観光に訪れた方々には、いもり池にくっきり写る逆さ妙高山を楽しんで欲しいです。そして、国立公園内の豊かな自然を大切にしたいので毎年作業に参加しています」と話した。
駆除作業は大変重労働で、地元の協力が無ければ行えない。
 


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